miyasuku EyeConSW
重度障害者用意思伝達装置
重度障害者用意思伝達装置とは、発話による意思の伝達や筆談等で意思を伝達することの難しい方が、スイッチや視線による操作で意思を伝えるための装置です。
文章入力、 読み上げ、 メール、 環境制御等の豊富な機能で意思伝達をスムーズに図ることができます。
最 新 版 カ タ ロ グ
miyasuku EyeConSWシリーズの特徴
高い操作性
視線検出式入力装置(アイトラッカー)、スイッチとパソコンなどを組み合わせてWindowsのマウス、キーボード操作を行うことができ、意思伝達をスムーズに図ることができます。
意思伝達画面、発話機能、呼び鈴機能、目的に応じたキーボード(LINE,Facebook用等)を備えています。
広い汎用性
アイトラッカーを使用する場合の注視時間、感度、キーの大きさ、キーボードの拡大・スクロールなどをユーザーに合わせて細かく設定できます。これまで多くのユーザーに使用いただいたノウハウを盛り込み、ユーザ-の状況に応じて調整できるようになっています。
大きな拡張性
ユーザーの使用用途に応じたキーボードを作ることができる「キーボードメーカー」が付属しており、様々なキーボードを切り替えて使用することができます。また、画面の大きさや配置、文字の色やフォントなどの変更ができるようにしています。
そのほかにもキーボードに「絵文字」や、「吸引」「トイレ」などの「定型文」を設定することもできます。
その他機能
思い通りのキーボードがつくれる
付属アプリ「miyasuku キーボードメーカー」を使えば、定型文やwebサイトを登録したり、絵文字を入力したり・・・
更に、キーボードを自由な位置、サイズで表示できますので、標準のキーボードに慣れてきたら、あなた好みにカスタマイズしたオリジナルキーボードでパソコンライフを楽しんでください。
充実した機能で使いやすいキーボード
miyasukuキーボードの「スクロール機能」
画面サイズより小さいキーボードを上下左右に動かしながら、文字を入力します。
じっと見つめている(注視する)ところを中心に文字が拡大されるので、初めて視線操作するときも文字の選択がしやすくなります。
※「文字の拡大」機能は、設定画面で簡単に変更できます。
【応用例1】
キーボードを動かして、眼の可動域をカバー
眼を動かす代わりに、ソフトキーボードを動かすことで、文字が簡単に入力できます。
ソフトキーボードが動いて画面の真ん中をじっと見つめる(注視する)と文字が確定し、入力されます。
眼球の可動範囲が狭い方にお試しいただきたい機能のひとつです。
【応用例2】
スイッチ入力と視線入力のシームレスな切り替え
miyasuku専用スイッチボックスに外部スイッチを接続すれば、スイッチによるパソコン操作と視線検出式入力装置(アイトラッカー)を使ったパソコン操作を途切れることなく行えるため、スムーズに文字入力を行えます。
コエステと連携
miyasukuで入力した文章が、スマホアプリ「コエステーション」※1で登録した自分の「コエ」※2により、発話できます。また、自分の「コエ」のほか、男性または女性の「コエ」による音声合成機能もお使いいただけます。
「コエステーション」の詳細は、コエステ株式会社のウェブサイトをご覧ください。
※1 アプリ「コエステーション」:対応OS:iOS10.0以降、Android 6.0以降に対応。
※2 「コエ」:特定の人のコエの特徴を再現するための音声合成用の辞書のこと。録音音声からその人のしゃべり方や声色などの特徴を機械学習によって抽出します。
製品カタログ
「みやすく(miyasuku)」という言葉には、広島の方言で「やさしく/簡単に」という意味があります。
身体に重い障がいのある人たちが、パソコンをみやすく (miyasuku)使えるこれまであきらめていたことが、みやすく (miyasuku)できるそんな夢を実現しようと有志メンバーが集まった広島発のプロジェクトです。